子供との会話で気をつけたいこと

子供の国語の成績を上げるには幼少時の環境が重要だということですが、
今回は、子供の中学受験、ひいては大学進学まで考えて、
子供の環境づくりを実践している東大卒「すばる進学セミナー」塾長・中本順也氏のブログをご紹介します。

中本氏は、子供を塾なしで中学受験させるために、
意識して、子供とコミュニケーションをとるようにしているそうです。

親子のコミュニケーションが、子供の考える力を育てるからです。

中学受験国語では読解力が必要といわれていますが、
まずは、「話す」「聞く」ということが大切になりますが、
それを実践しているのです。

ただ、普段会話をしているのに、国語の成績が悪い、国語力が育っていないという子供さんもいるでしょう。

中本氏によれば、これは会話の中身に問題があるそうです。

こういった家庭に多いのは、会話が単語のみになっていることです。

昔、「めし」「ふろ」「ねる」が亭主関白の代名詞のようになっていたことがありますが、
中学受験を目指すといいながら子供との会話がこのようになっていないでしょうか。

国語の力を育てたいのであれば、
ちょっとした会話のやり取りでも、一文を長くすることが大切で、
少し難しめの言葉を入れる、先回りしてくみ取らず、子供自身に説明させるということを考えなければなりません。

抽象化と具体化をさせてみる、因果関係を説明させるといったことも有効で、
子供とこういった会話をするには、
「それって、どういうことなの?」
「どうしてそうなるの?」といった問いかけをすることを心掛けると良いそうです。

国語の記述力は「まねる」ことから

中学受験に限らず、国語の勉強は難しいと言われています。

でも、中学受験の時期だからこそ、
基礎からきちんと勉強できるのではないでしょうか。

開成番長で知られる繁田和貴氏のブログ「中学受験ナビ」によれば、
国語の学習の基本は「音読」だと言います。

「音読」は文章を読む(インプット)と、声に出す(アウトプット)の2つを同時に行っているため、脳を活性化し、記憶力を高める効果があるそうです。

もちろん、「音」を声に出すだけでは意味がありません。

1つずつの単語の意味を考え、相手に文章の中身が伝わるように読むことが重要です。

中学受験で国語力が重要と言われるのは、国語の成績を上げるためだけでではありません。

文章を読み取る力が必要だからです。

算数でも、理科でも問題文を読み取り、何が求められているのかということがわからなければ、答えにたどり着かないのです。

実際の中学入試では、声を出して問題文を読むことはできませんが、
それまでの勉強でしっかりと声を出して読むということをやっておけば、
しっかりとした理解につながるのです。

さて、中学受験の国語では、読解力だけでなく、
記述力も重要なポイントになります。

繁田氏によれば、記述の力は「まねすること」から始めることが大切だということです。
まずは、「型」を身につけることが大事なので、
できるだけ多くの文章に触れ、まねして「書く」ことが重要なのです。

一度に長い文章を書くとなると、「できない!」と感じるかもしれませんが、
短い文を少しずつまねて行くことで、力をつけて行くことができるのです。

テスト作成者の視点から

中学受験の国語の勉強法がわからないという話を聞きますが、
実際、他の科目の勉強にくらべると、どうすれば良いのかわからないという人は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「かしこい塾の使い方」にある「国語の苦手を克服!中学受験で国語偏差値をアップさせる勉強方法」という記事をご紹介します。

この記事には、中学受験国語の成績を上げる方法が色々と書かれているのですが、
特に注目すべきは、テスト作成者の視点です。

中学受験で国語の成績を上げる方法は、他のサイトにも色々と載せられています。
しかし、それらと違って「かしこい塾の使い方」では、中学受験のプロが、テストを作成する側から見た勉強法を教えてくれるのがポイントです。

中学受験国語で必要なのは、語彙力、読解力などということが言われていますが、
「かしこい塾の使い方」のサイトには、
それプラス、解く力と解答力だと書かれています。

解く力を高めるには、問題パターンによる解法、解き方を学ぶことが必要です。

間違った時の見直しは特に重要で、
「問題で求められていたことを理解できていたのか」
「自分はなぜ根拠の押さえ方を間違ったのか」といったことをしっかり分析することが大切です。

そして、国語力を高めたら、テスト作成者のチェックポイントを知ることが重要です。

中学入試で、学校が子供のどんな力を知りたいのかがわかっていなければ、
得点は上がりません。

テスト作成者は「情報収集能力」「対比的思考力」「感情理解力」「表現伝達力」をチェックするということです。

こういった力を磨く学習が必要なのです。

国語力を身につける重要性

中学受験は算数だと言われています。

しかし、日本で中学受験する場合、日本語の問題に日本語で答えなければならないのですから、国語の重要性を忘れてはなりません。

算数が苦手という人の中にも、算数の問題の意味を理解できないという人が少なくありません。

問題を理解する力、つまり国語力がなくては算数でも成績を上げることができないのです。

社会や理科に関しても同じです。

問題を理解できなければ、正解することはできないのです。

そして、中学受験は記述式が多いです。

いくら答えがわかっていても、「書く」ことができなければ正解できないのです。

そのため、国語が苦手な場合、
低学年のうちは良くても後々「伸び悩む」ということになりかねないのです。

また、教科としての国語に関してはどうでしょうか。

ご存知の通り中学入試において国語の配点は算数と同じです。

国語をないがしろにして良いはずがありません。

それなのに、普段から話している言葉だし、読めるから、あらためて勉強する必要はないと考えている人が多いのです。

もちろん、中学入試前になれば、みんな勉強するようになるでしょうが、
国語力を身につけるためには、それではダメなのです。

実は、中学受験しない人の場合、国語の重要性に気づかないで大学受験まで過ごしてしまう人がいます。

そして、今まで使い続けている日本語で特に苦手とも感じていなかった国語に最も苦労しているのです。

まずは、聞く力、話す力、そして読む力を身につけていきましょう。

読解力のトレーニング方法

中学受験に限らず、国語の成績を上げるには読解力が必要ですね。

そこで、今回は情報サイト「受験ナビ」の「中学受験の国語対策 読解力と解答力を身につけよう」という記事をご紹介します。

国語力には読書と言う話をよく耳にしますが、
疑問視する人も多いですね。
実は国語が得意な子供に読書好きが多いだけで、
読書量を増やしたからと言って、読解力が身につくわけではないのです。

「受験ナビ」によれば、国語は論理力が必要で、本が好きな子に国語が得意である場合が多いのは、早くに論理力を身につけているからだそうです。

つまり、文章から何を言いたいかをつかむ読解力です。
この力は、全ての教科に共通して必要な力で、中学受験の学習で読解力を身につけていれば、自分で勉強するために必要な力を身につけたと言ってもいいほどだというのです。

中学受験の学習ができる子どもとできない子どもの違いは、
自分で勉強できる力を持っているかどうかと言われていますから、
中学受験すると決めた段階で、この力があるかないかという事は大きな差になるのです。

トレーニングとしては、まずはしっかり、丁寧に読むことから始め、しっかり読むためには、一文ずつ主語を見誤らないように読む訓練をします。

文章の長さを少しずつ長くしていくと良いという事ですが、
初めは絵本などを読ませて、内容を要約させると良いそうです。

このトレーニングはマンツーマンで行う必要があるので、
保護者ができないのであれば、家庭教師にお願いする必要があるでしょう。

母親が最強の先生である理由

今回は、「中学受験 新 お母さんが教える国語 わが子を志望校に合格させる最強の家庭学習法」という本をご紹介します。

これまでも、中学受験国語は、親子のコミュニケーションが重要で、
親子の関わりが国語の成績に大きな影響を与えるというお話をしてきましたが、
この本は、実際に教科としての国語の学習をする上で、
親が何をすれば良いかが書かれています。

国語は定番の解法がなく、実際にどういった勉強をすれば良いのかわからない教科だといわれています。

この本は中学受験家庭教師として活躍する早川尚子氏が書いたものですが、
早川氏によれば、国語は集団に対して一元的に教えるのに適さない教科で、国語力アップのためには、それぞれの個性に合わせて丁寧に指導する事が有効だといいます。

つまり中学受験国語は子供の性格や生活態度、現在の学力などを熟知する母親こそ、一番の先生になれるのです。

実際に早川氏自身もわが子に中学受験国語の指導をしており、
自身の経験にもとづいた母親目線での具体的・実践的な家庭学習法がわかりやすく紹介されているのです。

まず、すでに国語が苦手だという子供の場合、
原因にどんなものがあるのか、
苦手な子供の特徴をあげ、取り組み方のチェック方法も書かれています。

その上で、国語力をつけるために日々どのような事をすれば良いのかという事も書かれています。

「毎日の読み聞かせ」「毎日の音読」「毎日、10分の書写をさせる」「日常生活で語彙を増やす」「日常の会話と体験で考える力を養う」「低学年の早いうちからの読解訓練は気をつける」「漢字の学習をしっかり指導する」「書くチャンスを増やす」等が効果的だという事です。

読解力が必要な問題はどれ?

中学受験に限らず、国語の勉強は難しいと言います。

日本人である限り、日本語を日々話し、使い、日本語で考えているのですから、
いまさらどうやって学べば良いのかという事もあるでしょう。

実際、国語の点数がとれない人にとって、
何がわからないのかわからないといった問題もあるのです。

中学受験の国語となると、子ども自身だけの問題ではありません。

中学受験をさせたいと考える親は、
本の読み聞かせをして読書好きにする、
コミュニケーションを多くとるといった工夫をしているようですが、
本当にそれで良いのでしょうか。

幼児教室ひまわり塾長の内科医、熊野貴文氏によれば、
本を読めば中学受験に役に立つという事ではないと言います。

熊野氏は中学受験し、灘中・灘高をへて大阪大学医学部という経歴を持った方です。

熊野氏は医学部ですが、国語も得意科目だという事ですが、
小学4年生の時には苦手科目だったそうです。

もともと苦手だったために、どうして躓いてしまうのか、
なぜ勉強しても力が付かないのか、どうすればテストで得点できるのかという事がよくわかるそうです。

国語の勉強法を考える時、知識を問う問題、作成者の指示に従う問題、文章の意味を聞く問題の3階層が考えられると言います。

知識を問う問題は単なる暗記で、
作成者の指示に従う問題は読解力とは関係ないそうです。

そして文章の意味を聞く問題はいわゆる読解力です。

テストの点をとるには、問題集の長文を子どもと一緒に読みながら、
「これはどういう意味?」など質問をなげかけ、
解説をしてあげるといったことが有効だそうです。

苦手科目の克服には?

中学受験は算数といわれますが、
国語力がなければ、中学受験に立ち向かうことはできません。

そして、国語の読解力を身につけるのは、
算数の成績を上げるより、小学生にとっては難しいことなのです。

リセマムに「かしこい塾の使い方」のアンケートについて載せられていました。

中学受験を目指す子供をもつ保護者を対象としたアンケートです。

それによればどの学年も苦手な科目に国語をあげる子供が多く、
1年生では6割を占めているというのです。

1年生で6割って、多いですよね。
中学受験では、苦手科目や苦手単元を作らないことが重要ですが、
「かしこい塾の使い方」の主任相談員の西村則康氏によれば、
低学年のうちは先取り学習ではなく、子供に様々な体験をさせることや親子の会話が大切だということです。

特に低学年の国語に関しては、
まず「話す」「聞く」ということが重要です。

そのために、親子での会話が重要なポイントになるのです。

それでなくても、最近はメールやlineでのコミュニケーションが増え、「話す」ということが少なくなっています。

家族で一緒にいても会話が少ない場合がよくあるのだといいます。

昔、夫婦の会話は「飯・風呂・寝る」ということが話題になったことがありますが、子供との会話をしっかりしておかないと、
中学受験で困ることにもなりかねないのです。

苦手科目克服に関していえば、
どの科目も早めの対策が必要だということですが、
国語力がなければ、「何がわからないかわからない」といった状況にもなりかねません。
親子の会話を大切にしたいですね。

塾でも教えてくれない中学受験・国語のツボ

中学受験の国語にはコツはないという人もいます。

中学受験には読解力と思考力が重要で、
そのためには国語の勉強に力を入れる必要があるのですが、
では実際にどんな勉強をすれば良いのでしょうか。

最近では、中学受験国語専門の進学塾もあるようですが、
やはり、まだまだ算数塾に比べると少ないです。

後回しにされがちな国語ではありますが、
中学受験では、国語の配点は算数と同じなのです。

そこで、今回は、「塾でも教えてくれない中学受験・国語のツボ」という本をご紹介します。

この本は「かしこい塾の使い方の」主任相談員である小川大介氏と西村則康氏によるもので、中学受験の国語で点数が取れるようになる勉強法が書かれているのです。

最難関校で求められる力、例えば開成なら情報処理能力、語彙力、価値観の理解や文章構造の理解、要約力、大人の感覚・精神年齢の高さといったことまで求められ、それらがどういう形で出題され、どういった勉強が必要なのかということまで書かれています。

また、学校で勉強していることと、受験国語が違うことも書かれています。

日本人なのだから日本語がわからないはずないと思っている人もいるでしょうが、受験のために必要な力を身につけなければならないのです。

よく言われるのが論理的思考力です。

自分の感想ではなく、文章中の客観的事実をしっかりと読み取る力を身につけることが大切なのです。

電子書籍Kindle版もあり、無料アプリがあればすぐにサンプルを見ることも可能ですので、ぜひチェックしてみてください。

国語はどうして重要なのか?

今回は、中学受験情報局「かしこい塾の使い方」の主任相談員小川大介先生による、
頭がよくなる謎解きシリーズ「頭がよくなる謎解き国語ドリル」をご紹介します。

中学受験は算数といわれていますが、
全ての教科の基本となるのはやはり国語でしょう。

中学受験で算数と国語の配点は同じです。
しかも、算数を理解するにも国語が必要なのに、
どうも算数にばかり力を注ぐ人が多いのは問題ではないでしょうか。

国語ができない、つまり「話す」「聞く」「読む」「書く」ということができなければ、
どんな勉強もできないのです。

特に中学受験では思考力つまり「考える力」といわれていますから、
他の人の話を聞いて理解する、問題文を読んで理解するといった国語の力が必要なのです。

その「考える力」に直結する力は語彙力で語彙の数に比例して、「考える力」が強くなるそうです。

さて国語の勉強といえば、読解力ですが、
読解力を身につける具体的な方法を教えてくれる本は少ないですね。
読解力を身につけるのに必要なのも語彙力です。

この本は、東大入試のエッセンスが入った問題を解きながら、
中学入試レベルの知識を楽しく身につけることができるもので、
謎解きの形式になっているので、語彙力がどんどん身につくそうです。

「漢字のあれこれ」「生活の言葉」といった単純な語彙力以外に「表現を豊かにする言葉」「正確に伝える言葉」「気持ちの言葉」といったものも学ぶことができるようになっており、特に難しい問題については解説動画(特典)もついています。